YUPPON

モーツアルト弦楽四重奏ハイドンセット

・その2

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2−1 弦楽四重奏
2012/11/13

弦楽四重奏は、ファーストバイオリン、セカンドバイオリン、ビオラ、チェロで構成されます。

オーケストラと何が違うかといえば、指揮者がいないことです。

ファーストバイオリン奏者が、時には指揮者の役割も兼ねますが、各奏者の自由度は、オーケストラ奏者の比ではありません。

オーケストラ奏者は、指揮者のタクトで、如何に忠実に演奏するかが求められます。

が、弦楽四重奏では、4人の奏者の個性が如何に、統一されるかが求められます。

ただし、4人です。
意見が違っても、すぐに仲直りして、最良のハーモニーに到達することができます。

多くの作曲家が、たくさんの弦楽四重奏曲を作ったのは、この最良のハーモニーに魅了されたためです!




2−2 手拍子
2012/11/13

ボンドという、イギリス人を中心とした、若い女性の、弦楽四重奏のグループがあります。

東京でも公演がありましたが、日本の若い聴衆は、何を勘違いしたのか、曲に合わせて、手拍子を打ち始めました。

クラシックをポピュラーぽくアレンジした曲が中心でしたが、当然、ボンドが持っている、演奏パターンがあります。

それに手拍子を打たれたのでは、本来の彼女たちの音楽が作れません。

ファーストバオリンの可愛い女性の、苦虫を噛み潰したような表情が印象的でした。


毎年お正月に、ウィンフィルのニューイヤーコンサートがあります。

締めは、ラデツキー行進曲ですが、ここで、曲に合わせて聴衆は手拍子を打つことも恒例です。

ただし、指揮者が、すべてを取り仕切ります。

ここで、手拍子打ってよし、ここは小さく、ここは大きく、と事細かに、聴衆に指示を出します。

これがクラシックの演奏会です。

間違っても、勝手に手拍子など打たないでください。


2−3 拍手
2012/11/16

拍手のことでもう一つお話があります。

カウターテナーと言って、テノール歌手の、そのまだ高音で歌う、日本人歌手がおられます。

その方の、コンサートで、1人の初老のご婦人が、歌い終わった後も、1人で拍手をしておられます。

係りの方が、来られて制止されたのでやっと拍手を止められました。

この独りよがりの拍手が、この歌手にどれだけのプレッシャーをかけているのか、このご婦人はお分かりでしょうか。

何百人もの聴衆の前でコンサートを持つことは、それこそ、時には、もうやめたいと思うほどのプレッシャーです。

一曲歌い終わって、拍手をいただいて、息を整えて、次の曲にと思うときに、このような、拍手は、演奏家によりプレッシャーを与え、演奏会の雰囲気を台無しにしてしまうだけです。

もし、本当に彼の声が大好きでおられるなら、余計なことをして、プレッシャーを与えるのは、おやめください。

ヨーロッパの演奏会場なら、即、退場させられてしまいます。








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